株式会社INGS-イングス-

MESSAGE

「飲食業」を
「一生」に。

代表取締役
青柳 誠希

私が飲食業を始めたきっかけは、大きなものではありません。父親がバーを営んでいた、それだけです。大学時代まではスポ―ツに熱中していて、飲食店に興味がありませんでした。しかし、アルバイトとして父親のバーを手伝っているうちに「飲食業が楽しい」と感じました。漠然とですが、この頃から「いつか自分のお店を持ってみたい」と気持ちも生まれていたように思います。

そんななか、父から「ラーメン店をやってみないか?」と誘われ、ラーメン屋を始めました。このとき一緒に始めたのが、現在もINGSを支えてくれている友人の一人です。飲食業について深い知識はなかったので、とにかく必死に働きました。ただ、友人と一緒ということもあり、辛さは感じず「とにかく楽しい」という気持ちが強かったです。その結果、売上が上がり、2年ほどで2店舗出店。さらにCONAとの出会いがあり、CONAはフランチャイズに加盟直後からすぐに売れ行きが好調になりました。

その後、ラーメン屋の独立開業当初から様々な研究や限定メニューなどの経験によって生まれたのが「らぁ麺はやし田」です。はやし田は、新宿駅近くではありながらも、あえて裏道に出店しました。これがはやし田として成功する一つの要因になりました。当時のはやし田のコンセプトは、高級和食店のような知る人ぞ知る裏道の高級感のあるお店です。裏路地にあるラーメン屋で行列ができるというのが、一種のブランディング効果となり、多くの人に広まっていきました。
当時は、CONA業態の売上が会社の8割ほどを占めていたので、はやし田の売上が一気に上がったときには、新たな可能性を感じられ、私の自信につながりました。

ここまでの道のりは、当然私一人で切り開けたわけではありません。共に働き続けてくれている友人、現在働いてくれているスタッフが私を支えてくれているからこそ、今のINGSがあります。とくにコロナウイルス感染症が蔓延し、思うように営業が出来なかったり、少数のスタッフで営業しなくてはいけなかったりと多く苦労があるなか、INGSを支えてもらいました。

だからこそ、改めてスタッフと向き合い、一人ひとりが輝ける土台を作っていきたいと考えています。より一層スタッフが働きやすさを実感でき「飲食が楽しい」、さらに言えば「INGSが楽しい、一生INGSで働きたい」と思える環境を整えていきたいです。
そのために、INGSをより成長させていかなければいけません。成長のためには、新しい可能性を秘めた人財も必要です。野心を持ち、何事にもポジティブに向き合うような人財と一緒にINGSをより良い会社にしていきたいです。明るくポジティブな気持ちがある方をINGSは歓迎します。飲食業を楽しいと感じられる環境、飲食店で輝けるステージは、INGSが用意します。

INGSは、まだまだ発展途上の会社です。現在は「はやし田」「CONA」「焼売のジョー」の3つが軸となっていますが、将来的には間違いなく新しい業態ができます。それが、INGS流であり、新たなブランドの立ち上げは、私たちの強みそのものだからです。そのときに「自分が新しいINGSを作る」と気概を持ってやってくれる人を待っています。そういう人こそが、これからの新しいINGSをつくっていくのだと思います。